
認定第1号 平成15年度大阪府枚方市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
お諮りします。
本件については、既に詳細な提案理由の説明を聴取しているため、これを省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。
よって、本件については、提案理由の説明を省略することに決しました。
これから質疑に入ります。
まず、伏見 隆委員の質問を許します。伏見委員。
委員長、私の質問に関連して、理事者より資料を作っていただいたのですが、資料要求の期限を過ぎておりましたので、私の個人資料でございますが、会場内に配付したいと思いますが、よろしいでしょうか。
結構です。
〔資料を配付〕
皆さんおはようございます。
今回は、私にとって初めての決算特別委員会になりますので、わかりやすい答弁をよろしくお願いいたします。また、数字などの間違いがありましたら、御遠慮なく御指摘いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、今回は、平成15年度決算全体、アウトソーシング、その他個別事業、この3つについて、それぞれ幾つかの質問をさせていただきたいと思います。
まず、平成15年度決算全体についてですが、平成15年度一般会計では、単年度で約8,600万円の黒字、累積で2億8,700万円の黒字が計上されております。特別会計を含めるとどのようになるか、お尋ねいたします。
お答えさせていただきます。
本市では、一般会計のほか、7つの特別会計がございまして、そのうち実質収支が赤字となっておる特別会計は5会計ございます。
平成15年度の決算では、7つの特別会計全体の実質収支額は約26億7,900万円の赤字となっておりまして、一般会計とこれら7つの特別会計を合わせた実質収支額は、約23億9,200万円の赤字でございます。
7特別会計の単年度収支でございますけれども、
約4億8,100万円の黒字ということになっておりまして、平成14年度と比較をいたしますと、その赤字額は減少しております。
今後も、会計区分に関係なく、収支均衡に向けた取り組みを継続していく必要があるというふうに考えております。
市税収入が32億3,400万円の減少となっておりますが、平成11年度からここ5年間で最大の落ち込みとなっています。
主な要因は、決算書を見ますと、個人市民税と固定資産税が落ち込んでいるというのが現状のようですが、この個人市民税と固定資産税の落ち込みの原因は何か、お尋ねします。
お答えします。
市民税では、法人市民税は若干持ち直したものの、個人市民税では、前年度課税ということもありまして、平成14年度中には、長引く景気の低迷により、個人所得、特に所得の大部分を占めます給与所得でベースダウンやボーナスカットなどによる現象に加えまして、リストラや倒産などによる失業などの影響も受けまして、個人市民税が落ち込んでおります。
また、地価の下落を受けまして譲渡所得も落ち込むなど、全体的に所得に落ち込みが見られました。
固定資産税、都市計画税では、平成15年度が評価替えの年に当たりましたことから、土地におきましては、地価の下落を受けましての評価額の引き下げにより税収が減少しておりまして、また、家屋におきましても、デフレによる建築物価の低下を受けまして再建築価格が下がったため、在来家屋全体に評価額の引き下げを行いましたので、税収が減少しており、近年にない大きな落ち込みとなったということでございます。
ことしの3月にいただいた短期財政収支の見通しでは、プライマリーバランスの均衡が課題の一つに挙げられておりましたが、平成15年度の決算におけるプライマリーバランスはどのような状況なのか、お尋ねします。
ライマリーバランスでございますけれども、このプライマリーバランスといいますのは、市債を除いた歳入と公債費を除いた歳出の差がどの程度あるかによって公債費の負担を見る財政指標の一つでございます。
平成14年度決算におきましては約45億900万円の黒字でございましたけれども、平成15年度決算では約40億8,200万円の黒字ということで、その額が少し減少しております。
この原因といたしましては、市債以外の歳入が約29億円の減少となっております。その一方で、公債費以外の歳出では約24億8,000万円の減少にとどまっているというふうなことでございます。
今後も、引き続き、プライマリーバランスの均衡も配慮しながら適正な市債発行に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
経常収支比率は、平成15年度決算では90.5%、前年度と比べまして2.1ポイント改善されたということなんですけども、この改善された主な理由をお知らせください。
経常収支比率でございますけれども、財政の硬直度を表すものでございまして、経常経費に充当いたしております一般財源に対して経常一般財源総額に占める割合を求めておるものでございます。
今、委員御指摘のように、平成15年度は90.5、平成14年度は92.6ということで、改善した数値となっておりますけれども、このことにつきましては、経常経費に充当した一般財源の減少額が約18億円、分母に当たっております経常一般財源の減少額が約2億円ということで、分子の方の額が大きかったためというふうな形になっております。
しかしながら、地方交付税の補てん措置であります臨時財政対策債などの市債分は経常一般財源に含んでおりますので、あえてこれらの市債分を除いた比率を算定いたしますと、その比率は99.9%となりまして、平成14年度よりも1.6ポイント上昇するというふうな形になります。
ありがとうございます。
一般会計では黒字を計上しているものの、市税の落ち込みのブレーキもかからず、いまだ厳しい状況にあるということがわかりました。
それでは次に、アウトソーシングについて、幾つかお尋ねします。
第2次行政改革推進実施計画では、平成15年度から実施されるアウトソーシング導入事業は5つありますが、これは、先ほど委員の皆様方にはお手元に資料を配付していただきましたので、その資料を御参照ください。
この中に、一般会計に当たるものが4つありまして、住居表示整備業務、高齢者生きがい創造学園事業、火葬場維持管理業務、これは一部実施ということです。最後に日本赤十字社関係及び共同募金等業務、これは前倒しの実施になります。
ここに上げられている最後の赤十字社共同募金に関する事業に関しては、実際は、民生委員協議会運営事務というのもあわせまして、3つの事業一括でアウトソーシングということになっているようです。
それでは、この4つのアウトソーシングに関して質問させていただきます。
まず、それぞれの事業において、簡単な事業の内容、それから平成15年度のアウトソーシング導入における経費削減効果、この2つについて、それぞれお答えください。
まず、決算概要説明書89ページに住居表示改正事業費というのがあります。下の方ですね。その中の2番の住居表示整備事業経費、その中の(3)住居表示新築測量調査等委託料388万5,000円、これが今回委託されたということなんですけども、担当課に業務内容と効果額をお願いします。
お答えします。
平成15年7月から、住居表示の新築測量、各支所に配備されている住居表示台帳の転記、または街区板の取り付け等の作業を委託いたしました。
経費節減につきましては、削減等効果額940万6,000円、改革に要する経費といたしまして389万4,000円、効果額551万2,000円でございます。
ありがとうございました。
次に、決算概要説明書99ページをごらんください。
真ん中あたりに、15番の高齢者生きがい創造学園事業経費834万8,835円というのがありますので、これについて、担当課にお尋ねします。
お答えします。
この事業は、高齢者の方が自ら学びたいことを学び、ともに学び合う喜びを共有して、健康で豊かな生きがいのある生活を送っていただくことを目的に実施しております。
平成15年度からNPO法人に事業実施を委託いたしました。その結果、直営での実施では1,280万円の費用が必要となるところ、委託により829万5,000円で済むことになり、差し引き450万5,000円の効果額となっております。
ありがとうございました。
次に、決算概要説明書122ページ、真ん中にあります、目でいうと4番の市営葬儀費、この中の1番の管理運営経費の中の(1)のオに、市立火葬場業務委託料2,091万6,000円というのがありますけども、これについてお願いします。
お答えします。
まず、市立火葬場の業務内容でございますが、施設の維持管理を初め、主に市営葬儀を利用された場合の御遺体の受け入れ、火葬及び骨揚げ等の業務を行っております。
また、市立火葬場は、1月1日を除く年364日の運転を行っております。
に、削減効果でございますが、平成15年4月から、火葬場維持管理業務のうち運転業務の委託を行っておりまして、その結果として3名の職員の減員が可能となり、人件費相当額2,821万8,000円の削減となっております。
一方、委託に伴います委託料は2,091万6,000円でございますので、差し引き730万2,000円の削減効果となっております。
また、委託前の勤務体制でございますが、職員3名の交代制による勤務となっており、ローテーションの関係上、1人勤務の時間帯が生じておりましたが、委託に際しましては常時2名体制を条件とし、安全面等におきましてもより充実したものと考えております。
ありがとうございました。
次に、決算概要説明書96ページをごらんください。
一番下に、(5)で民生委員協議会・日本赤十字社・共同募金事務補助金2,272万92円、これについて、御説明をお願いします。
日本赤十字社業務等について、お答えします。
日本赤十字社業務は、赤十字の目的達成のため地域活動を行う枚方地区の事務局事務で、共同募金事務は、社会福祉法に規定されている共同募金事務の地区募金会の事務局事務です。
また、民生委員協議会事務は、民生委員法に基づく民生委員協議会の事務局事務を行っているものでございます。 アウトソーシングによる経費削減効果につきましては、金額にいたしまして、削減等効果額が約2,513万2,000円、改革に要する経費が約2,272万円でございまして、これによりまして
約241万2,000円の費用減額効果がございました。
ありがとうございました。
それでは、それぞれの担当課にもう一度お尋ねしたいのですが、それぞれの事業で、直営時と比較して、利用者あるいは市民から、サービスが低下したとの苦情がありますか。
それから、担当課から見て、サービスや事務の質は、直営時と比較してどのような評価をされているのか、お尋ねします。先ほどと同じ順番でお願いします。
住居表示新築測量に関しましては、受託業者によります調査では、市内全域の地域に不慣れなこともありまして調査内容が不十分な事例も多々見受けられ、再度職員による調査を行うなど、事務の執行に一部混乱が見られました。
結果としまして、費用対効果の面から再度検討が必要と考えるに至りました。
お答えします。
高齢者生きがい創造学園事業につきましては、委託とあわせまして費用効果が上がることから、開催講座数を、従来は15講座のところ、4講座増やし19講座とすることにより、市民の方のニーズにおこたえをしておると考えております。
お答えします。
先ほども申しましたとおり、委託に際しましては常時2名体制を条件とし、安全面等におきましてもより充実したものと考えておりますので、委託後におきましても市民からの苦情等は一切聞いておりません。
市で行っていました業務を、地域福祉活動を行っている社会福祉協議会が事務執行したことによりまして、地域の各種団体と密接な業務関係を有していること等から、各団体の活動が以前にも増しましてよりスムーズ、適正に運営されているものと考えております。
住居表示整備事業についてなんですけども、費用削減効果があったけども質的に問題があったということだと思うんですけども、今後どのように取り組む予定をされていますか。
お答いたします。
委託に当たりましては数々の検討を加える必要がありますので、サービスの低下を来さないように、効率・効果的な観点から研究してまいりたいと考えております。
事業の中にはアウトソーシングにそぐわない事業もあるとは思うんですけれども、一度アウトソーシングをしてうまくいかなかったからといって、即直営に戻すのではなくて、担当課と行政改革部とあらゆる面から調査していただいて改善していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
さて、平成15年度から外部委託した4事業について質問させていただきましたけれども、その結果、1事業には質的な問題があったということなのですが、その他3事業については、経費削減効果が得られただけではなく、サービスや事務の質が向上したと、こういうふうに理解したわけなんですが、行政改革部としては、これまで行ってきたアウトソーシングに対してどのような評価をされているのか、お尋ねします。
お答えいたします。
民間にできることは民間にということで、平成14年度・15年度にかけてアウトソーシングを進め、一定の効果があったと評価しております。
私も、このアウトソーシングは非常に効果があるというふうに思っております。今後もどんどん推進していただきたいと思います。
一方、第2次行政改革推進実施計画では、今後のアウトソーシングは、平成16年度で6件、もう既に行われているかもしれませんが、平成17年度にはこれも6件、これを見ますと、ちょっとペースがゆっくりなんじゃないかなというふうに思うんですけれども、このアウトソーシングのスピードをどんどん上げていけば、経費削減効果がかなり大きくなって、市政の構造改革もどんどん前進していくんじゃないかと思うんですけども、このペースがゆっくりとしているのはどのような理由からか、お尋ねします。
アウトソーシングにつきましては、職員数の削減効果と市全体の職員の適正配置との関係もあり、今後の退職者数の動向を見ながら進めていく必要があります。
とすると、アウトソーシングのスピードは、退職者数のペースを超えては進められないと、こういうふうに考えていいでしょうか。
お答えいたします。
アウトソーシングは、職員数の削減をにらみながら進めなければ、歳出抑制効果は働かないものと考えております。
アウトソーシングを進めれば、低コストで品質向上も可能であると。しかし、法律上、職員を解雇できないので進まないと。ということは、これは一部の業務でしょうけども、本来なら低いコストでできる仕事を高い費用をかけて行っているというような言い方ができるかと思いますけども、これは違いますでしょうか。
お答えいたします。
アウトソーシングは、費用対効果を考えながら、民にできることは民にという目的のもとで進めており、今後、第2次実施計画の中期計画の中で検討すべき課題というふうに考えております。
税金のむだ遣いがもしあれば一日も早く改善すべきだというのが納税者の視点なんですけども。一方、アウトソーシングは必要だけどもペースはゆっくりと、その理由は職員配置の問題、これは全く役所の都合だと思うんですよね。全く役所の都合が優先されているような状況ではないかというふうに思うんですけども。納税者の視点をもし重視するならば、将来、アウトソーシング可能な業務は、本来なら低いコストでできる仕事を高いコストを払ってやってるわけですから、これは、納税者から見たら税金のむだ遣いということになりますよね。
ですから、ここの低いコストでできる仕事を高いコストでやっている業務については、給料の削減とか、こういうことを考えていかないといけないと思うんですけども、とにかく、一日一日、市民の納めた税金が浪費されていると思うんですよ。現状の給与制度を一日も早く改革に向けて取り組むべきだと思いますけども、見解をお尋ねします。
給与制度につきましては、国において、公務員制度改革大綱の中で能力、職責、業績が適切に反映される給与制度の方向性が出されているところでございます。
めり張りのある給与処遇、給与体系の確立は急がれており、今後も、国の動向を見極めながら、改革の趣旨を生かした給与制度を目指したいと、こういうふうに考えております。
毎回同じような答弁をいただきまして、ありがとうございます。
一日も早く改善していただきたいので、こちらの方も何度も質問させていただきますので、よろしくお願いします。
まず最初に、枚方市職員共済会について。
これは、決算概要説明書の69ページをごらんください。
真ん中の3番、職員福利厚生費というのがあるんですけども、これの(1)共済会委託料5,632万1,258円というのがあるのですが、これの資料をいただきまして中身を見せていただいたんですけれども、給付事業というのがありまして、その中には、負傷疾病見舞金とか、これは入院したら6,000円とか、人間ドックの補助とか、出産準備金、結婚祝い金、入学祝い金、進学祝い金、成年祝い金、会員死亡弔慰金、親族死亡弔慰金、災害見舞金、長期在会祝い金、退会せんべつ金、銀婚旅行招待費などがあるんですけれども、これについては税金の投入というのが行われていないと聞いておりますので中身をとやかく言うつもりはありませんけども、こういう事業。それから、ほかに、職員会館の運営費。説明が前後になりましたけど、市がこの枚方市職員共済会という任意団体に委託して行ってもらっているということなんですけども、それの一つが給付事業。
それから職員会館運営費、これは職員会館の清掃とか警備を委託しているそうです。これは共済会が直接やっているんじゃなくて、共済会がさらに清掃業者なんかに委託しているということですね。それから理髪室運営費、これは散髪屋さんがあったようで、これは平成15年度でもう廃止されたようですけども。それから出先厚生費、これは教育委員会とかいろんな、本庁舎じゃなくて外にある庁舎なんかの出先職場の厚生費を払っていただいているようです。それから独自厚生施設費、これは保養所みたいなのがあって、あっちこっちに泊まれるような、そういうシステムらしいんですけど、これの維持管理費を年間9,300円、この共済会に委託して払ってもらっているというようなことらしいです。それから、文化体育事業費というのは、これはいろいろイベント、ボーリング大会とか、そういうものをやっていただいているようです。
こういうような共済会という民間団体に委託しているような事業があるんですけども、市は、この委託金として7,900万円ほど委託料を支払っているようなんですけども、この事業内容を見ていると、本庁舎でやっていることとかなり重なっていることがあるんじゃないかなと思うんですよね。職員会館の掃除とか警備については、本庁でもやっていますから、これは本庁で一括してやった方が安いんじゃないか。それから、独自厚生施設の維持管理費は、共済会を通して払ってもらうんじゃなくて、直接払ってもらっても別にいいんじゃないかとか、それから、独自厚生施設費9,300円、これは分割なのか知らないですけど、これを払うのに委託するというのが、ちょっと理由がわかりません。
見てみて、オリジナルなのは、給付事業と、それから文化体育事業ぐらいかなというふうに私は思うんですけども、これは直営がいいのか、それともこのままがいいのか、検討してみる必要があると思うんですけども、そのあたりの見解をお聞かせ願えますか
お答えいたします。
共済会では、スポーツ大会など独自の自主事業等を実施しております。
また、事業運営につきましては、今年度から理髪事業を廃止するなど、その効率的運用に努めているところです。
今後、福利厚生事業の在り方についての検討を進める中で、御指摘いただいた点も含めまして課題事項の把握を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、大阪府市町村職員互助会について、お尋ねします。
歳入歳出決算書を見ますと、互助会負担金というのがあちこちに出てくるんですけども、例えば127ページですね。ここの共済費のところの一番上に、互助会負担金として2,722万9,659円、これが出てきております。
それから、ほかには163ページ、一番上ですね。これも共済費で、互助会負担金1,065万5,532円、このほかにも共済費の中で出てくるんですけども、平成15年度決算で、この市が負担している負担金の合計は幾らになりますか。
それから、職員個人負担は、平成15年度合計では幾らになりますか。
市の事業主負担金の総額は3億5,389万3,000円、個人負担の総額は1億9,054万3,000円となっております。
この前、8月29日の朝日新聞にこういう記事が出ていまして、(資料を示す)これは47都道府県と13政令指定都市の互助についての調査なんですけども、この大阪府市町村職員互助会というのも、同じような互助ということで、いろいろ職員がお金を出し合って、市がそれに負担金を出しているというような仕組みなんですけども、今の御答弁の中では、3億5,000万円という市の負担があるということで、これは、職員負担の1.86倍が市の負担であるということになります。
それで、資料をいただきましたので中身を見ていきますと、例えば入院費補助金というのがありまして、入院1日につき会員に2,000円給付があると。それから、ほかには人間ドック補助金、会員は利用者負担の100分の75、会員については1万円が限度と。それから災害見舞金、これは非常災害によって居住する家屋なんかに被害があったときに出るものですけども、被害程度に応じて100万円以内。死亡弔慰金、これは会員が死亡したときに出るんですけども、50万円プラス扶養親族数掛ける5万円ですね。
それから親族死亡弔慰金、配偶者が亡くなった場合20万円、そのほかにもありますけども。結婚準備金、10万円給付されます。再婚の場合は1回限り5万円となっています。出産準備金は1児につき5万円出るそうです。入学進学祝い金は、会員のお子さんその他が入学、入園したときに出るんですけども、幼稚園で2万円、小学校3万円、中学校4万円、高校5万円、それから大学などが6万円と。それから成年祝い金、子どもその他が18歳に達したときに6万円。それから在会慰労金、入会後10年、20年、30年を迎えたときにそれぞれ給付される、これが10年で2万円、20年で5万円、30年で10万円。結婚記念祝い金が結婚後15年、25年を迎えたときに出るんですけども、15年で3万円、25年で5万円。それから退会せんべつ金というのもあります。
これは、また別に、3月の新聞にやみ退職金として取り上げられた互助会の退会給付金というのがあるんですけども、それが改善されたものらしくて、退会せんべつ金になります。それでも、少なく見ても最高額は100万円、200万円レベルになるのかなというふうに思います。それから、そのほかは、指定契約施設御利用案内ということで、会員や家族が宿泊旅行なんかをするときに補助が出ると。それから、銀婚記念品及びギフトカード、これは、先ほども結婚後15年、25年とありましたけども、この銀婚のときに記念品が5,000円相当、ギフトカード1万円分が出るということ。まだほかにもあるんですけども、実は、先ほど質問させていただきました共済会のやっている給付事業と同じものを中心に挙げさせていただきました。
民間企業でも、社員が負担して、それで会社が補助をするというような福利厚生制度はあるんですけども、民間企業の場合は自分たちの上げた利益で行っているので問題ないと思うんですけども、それに、しかも業績が悪くなったら縮小するというようなことで、全く我々がとやかく言う問題じゃないんですけども、この市町村職員互助会の場合、2点問題があると思うんです。
9月議会で高橋議員が質問したその答弁では、負担率の見直しなどは評議員会の議決事項と、このような答弁があったんですけども、これは、議会の手の届かないところにあるということだと思うんですよ。3億5,000万円も税金を投入しながら議会のチェックが働かないというところに、1つ目の問題があると思うんです。
2点目が、そもそも税金を投入するということは問題じゃないかということだと思うんですけども、これについて、見解をお尋ねします。
お答えいたします。
事業内容や負担金の割合につきましては、これまでにも、社会状況等を踏まえ、互助会で独自の見直しが行われております。
また、情報公開につきましても、情報公開に関する要綱に基づき実施をされております。
今後も、互助会等の動向を注視しながら、他市との連携を踏まえて対処していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
新聞記事を見ますと、自治体によって対応がそれぞれ違いまして、例えば宮城県では、税金支出はもうゼロになっているんですよね。ここに県の職員組合のコメントが載っているんですけども、「福利厚生が低下するのは苦しいが、県民から『県職員だけが痛みを免れるのか』と批判されるのを避けたかった」というコメントが載っています。それから名古屋市も、掛金の2倍の負担だったんですね。これは枚方よりも大きな率ですけども、2005年度を目標に、補助金と同額にする方針だというふうに決めています。それから福岡では、市民オンブズマンが廃止しろと要求しているというような記事も載っています。
ちなみに、職員1人当たりの税金投入額、これの上位5団体がこの新聞に載っているんですけども、1位が大阪市職員互助組合、1人当たり8万4,450円の税金の投入があると。それで、2位が大阪府職員互助会、1人当たり5万1,541円。大阪が1位、2位を占めているわけなんですけども、枚方市の場合、どうなっているのか、自分で計算してみました。そうすると、枚方市の場合、3億5,000万円の税金が投入されているんですけども。この互助会の会員が3, 186人いらっしゃるんですが、割り算してみますと、枚方市の場合、職員1人当たり11万1,078円になりました。もし間違っていたら御指摘いただきたいんですけども、ちょっと驚きました。大阪市を超えるような数字になってしまいました。
先ほど、負担率について、社会状況等を踏まえ、互助会独自で見直しが行われているという答弁をいただいたんですけども、もし、この計算が間違っていなければえらいことになるんですけども、ちょっとごじゃごじゃになって済みませんけど、ことしの4月と、それから5年後に負担率を改定するらしいんですね。もう平成16年度で、4月には改定されているんですけども、5年後にどうなるかということを見てみますと、枚方市職員1人当たりへの税金の投入額は8万9, 710円という数字になるんです。改善はされているんですけども、大阪市よりも高いというような状況で、社会状況を踏まえているというんですけども、何年前の社会状況を踏まえているのか、もしこれが間違っていなければ、ちょっと疑問に思います。
今後どうされるのか、お尋ねいたします。
互助会に対する負担率の変更などにつきましては、評議員会の議決事項であることから、他市との連携を図る必要がございます。今日的な状況の中で、市民の納得が得られる運営にしていく必要があると存じます。
そういった働きかけをしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
この記事に対してたくさんの反響があったようで、その記事もまた載っています。
税金泥棒とか、やみ給与とか、かなりの批判の言葉なんかも載っているんですけども、先ほどから職員負担対事業主負担とか申し上げていたんですけども、事業主負担といっても、これは市の負担、すなわち税金ですよね。だから、事業主負担というより市民負担じゃないかと思うんですけども、今後、税金による負担金を引き揚げていただきたいというふうに申し上げて、この件については終わらせていただきます。
次に、再任用の状況について、お尋ねします。
決算概要説明書69ページ、1番上に再任用職員1人、356万4,139円。このほかにもたくさんあるんですけども、平成15年度の再任用に係る人件費総額をお尋ねします。
全員で30人を再任用しておりますけれども、そのうち2人は外郭団体のプロパー採用になっておりますので、この分を除きまして28人、合計で1億372万3,000円となっております。
平成15年度の再任用の人数と、もとの職場と再任用後の職場を、人数を含めてお尋ねします。
先ほど御説明したとおり、全体では30人、そのうち2名が外郭団体でございます。市関係では28名を再任用しております。そのうち、退職時の職場と同じ者が、非現業職員で6人、現業職員で22名、違う職場に勤務している者が、非現業、現業それぞれ1名ずつとなっております。
対象者に対する任用率をお答えください。
対象者は72名で、そのうち30名を任用しておりますので、任用率は41.7%となっております。
非現業の職員と、それから非現業の管理職の対象者に対する任用率はどれぐらいになっているでしょうか。
任用率でお答えさせていただきますと、非現業の任用率が29.2%、非現業の管理職の任用率は7.7%となっております。
現業の非管理職が再任用職員の大きな割合を占めているようですけども、これは、平成14年度決算について池上典子議員が昨年の決算特別委員会で指摘したのと、平成15年度も同じような状況であるというのがわかりました。
現行制度の改善を考えると、雇用重視ではなく、後進の指導とか、人材育成とか、庁内活性化のための人材の活用という観点で、優秀な管理職を中心に選考してはどうかと思うのですが、見解をお聞かせください。
お答えします。
委員御指摘のとおり、管理職や非現業職の任用率が低いのが現状でございます。
今後、再任用の雇用限度が5年に近付くにしたがいまして、希望者の増加も見込まれます。管理職や非現業職として培われた能力、知識を生かせるよう、職域の拡大に努め、改善を図るとともに、制度導入以来、厳しい御指摘、御意見をいただいておりますので、それを踏まえて厳格な選考は続けてまいりますので、よろしくお願いいたします。
次に、赤十字社、共同募金、民生委員協議会の事業について、お尋ねします。 決算概要説明書96ページをごらんください。
これは、先ほどもアウトソーシングのところで少しお尋ねしたんですけれども、第2次行政改革推進実施計画の取り組み課題の実施状況一覧の中に、アウトソーシングの導入という欄に、この事業が載っておったので、私は、決算書には委託料ということで計上されてくると思っていたのですが、これを見ると補助金というふうに出ていますけれども、この経緯と理由をお尋ねします。
お答えします。
第2次行政改革推進実施計画策定時には、本市で行っていた事務を、民間でできることは民間でとの考えに立ち、地域福祉活動団体であり、かつ地域の福祉活動団体等と密接な関係を有している社会福祉協議会へ事務をお願いすることとなったものでございます。
事務を引き継ぐに当たりまして事務内容を精査したところ、事業費の支出行為を行うには、その事務が市固有の事務ではないことから、地方自治法の規定する公益上必要がある場合の補助金として執行することが適切であり、補助金として支出したものでございます。
この事業の補助金交付要綱をいただいているんですけども、これを見ますと、補助金交付決定の通知後、補助金は概算払いで交付され(14条)、補助事業者の実績報告書提出を受けて、条件に適合すると認めたときは補助金の額を確定する(15条)とあります。
平成15年度に、実際、概算払いとして事業計画書の提出を受けて決定した金額というのが2,136万6,000円になります。それで、事業が終わって、補助事業者からの成績報告書を受けて市が調査して確定した金額が2,272万92円。その差額ですね、結果、概算額よりも135万4,092円増額されています。
ここでちょっと疑問があるんですけども、この補助金交付要綱には、枚方市における大阪府募金会の事務、同じく枚方市における日本赤十字社の事務、それから民生委員協議会の枚方市における事務、これについて、社会福祉協議会がこの事業を手伝うことに対して補助金を出すということになっているんですけども、後からこういう増額があるということは、この共同募金会とか日本赤十字社とか民生委員協議会とか、この活動が活発になればなるほど、それから社会福祉協議会がたくさん時間をかけて働けば働くほど、補助金がどんどん出ていくような仕組みになっているんじゃないかと心配するんですけども、見解をお尋ねします。
お答えします。
補助金につきましては、民生委員協議会・日本赤十字社・共同募金会事務補助金交付要綱に基づき補助金を支出したものでありますが、この補助金につきましては、事務執行に係る人件費補助でございまして、実務担当者の人件費を補助したもので、年度当初にこれらの事務を担当する職員が確定し、それに伴って報告内容の調査確認を行いまして、補助金の増額決定を行ったものでありますので、よろしくお願いいたします。
調査、確認を行ったそうなんですけども、調査、確認を行って増額決定を行ったとおっしゃいましたけども、どのような調査をされているのか、お伺いします。
お答えします。
調査、確認でございますが、補助金が人件費補助であることから、事務従事職員の勤務と事務の内容報告をいただき、審査をしたものでございます
ここに、補助事業者からの補助対象人件費内訳書というのがあるんですけども、これを見ますと、それぞれの手当とか福利厚生経費の金額とか、そういうのが書いてあります。それから、成績報告書の本体には、それぞれの事業の開催回数なども書いてあるんですけども、1回ごとに何人の職員が配置されたとか、何時間仕事をされたとか、そういう書類は添付されていないんですけども、市はそこまで調査したんでしょうか。
お答えします。
御指摘の調査の範囲でございますが、従事職員の勤務の詳細についての書類報告は受けておりませんが、事務繁忙期におきましては他の事務に従事する社会福祉協議会職員の応援も得ており、実際には、社会福祉協議会の事務として多くの職員が事務執行に携わっていただいているものでございます。
別に社会福祉協議会を疑っているわけではなくて、恐らくしっかりと仕事をしていただいているというふうに思うんですけども、補助金とか負担金を拠出する事業全般のことを言いたいわけなんですけども、市民が納めた税金を拠出する以上、むだに使われていないかどうか、厳しく審査する必要があると思うんです。
今回、担当者とのヒアリングのときに、共同募金なんかの詳しいというか基本的な仕組みなどを質問させていただいたんですけども、資料の取り寄せに時間がかかったり、なかなか進まなかったんですけども、議会が直接この補助金や負担金に関して拠出先をチェックできないようになっていると思うんですね。
行政が補助金や負担金の拠出先を厳しくチェックしているかどうかしか議会はチェックできないので、行政は、補助金や負担金を出している拠出先を厳しくチェックしていただきたいということと、それから、議会が必要なときにすぐ審査できるように改善していただきたいと思いますが、今後の対応をお聞かせください。
御指摘の補助金事務についてでございますが、事業の内容を把握するよう努めてきたところでございます。
詳細説明に時間がかかったということにつきましては、御指摘のとおりでございます。
補助金事務の内容について、常に詳細説明ができるよう努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
今後についてですけれども、補助金支出事務の性質を考え、より一層詳細な内容が把握できるよう説明を求めることによりまして、事業が適正に行われるよう指導し、効率的で透明性のある事務執行に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
時間がなくなってきましたので少し飛ばさせていただきまして、最後の質問に入らせていただきます。
くらしの資金貸し付け事業というのがあるんですけども、歳入歳出決算書の最後の方の556ページの一番上に、くらしの資金貸付基金という表がありまして、ここには、一番右側の欄ですけども、平成16年3月末の残高が載っています。これは、基金合計が1億2,200万円、債権9,786万6,000円とありますが、この事業の内容と、それからこの債権9,786万6,000円というのは一体どのようなものか、お尋ねします。
お答えいたします。
くらしの資金貸し付け制度でございますが、一時的に生活に困っている方に対しまして資金を貸し付けることによりまして、自立更生を図っていただくための制度でございます。
それから債権でございますが、貸付額のことでございます。記載されていますように、平成16年3月末現在で約9,786万6,000円の貸し付け残高があるものでございます。
以上でございます。
貸し付け残高が9,786万6,000円ということのようなんですけども、こういう資料をいただきまして、(資料を示す)これが基金額の推移なんですけども、この資料でいくと、最も古いデータが昭和55年4月で、この当時、基金額が2,300万円になっています。それで、どんどん基金が増えていって、今、1億2,200万円ということになっているわけですね。
それで、貸し付け残高の表を自分で作ってみたんですけども、平成11年度からもう9,000万円台に入りまして、ずっと9,000万円台を割っていない状況、今は1億円に近い状況になっています。これはえらいことではないかなと思うんです。この制度では、13万円を超えて貸し付けする場合は保証人が必要ということなんですけども、聞くところによると、保証人に請求していないという話なんですけども、これはどういう状況なのか、お尋ねします。
お答えいたします。
借り受け人が返済計画どおりに支払わない場合、また、最終返済期限を超えてなお未返済の場合、どの時点で保証人に請求を行うか、詳細な規定がないのが現状でございます。
今後、債務者が死亡、居所不明、また債権放棄を申し出られた時点におきまして保証人に対して請求を行うかについて、検討していきたいというふうに考えておるものでございます。
これは非常にひどいなと思うんですけども、平成7年度から、中司市長が当選されてからだと思うんですけども、年度末の貸し付け累計額を見ていますと、貸した額と返ってきた額が年度ごとに並んでいるんですけども、この色が付いているのは、貸付額の方が多いんですよね。だから、返ってきていない。これは、貸した時期と返ってきた時期がずれていますので一概に何%とか言えないんですけども、平成13年度と平成14年度だけ、返ってきたやつの方が多いというような状況が続いています。
ひょっとして、ずっとほったらかしにしてたんじゃないかなというような気がするんですけども。1年に貸している金額が、多いときで2,000万円とかそれぐらいなんですが、ひょっとしたら8,000万円とか9,000万円がもう戻ってこないような状況にあるんじゃないかというふうに考えるんですけども。普通で考えたら、この制度は、一時的な困窮を脱するために貸しているわけですから、貸して困窮を脱して返済するわけですよね。
とすると、これだけの金額が返ってきていないということは、貸したけども困窮を脱することができなかったということではないのかなというふうに思うんですけども、今後、これをどうされるのか、お尋ねします。
お答えいたします。
現在、貸付金額が、残額で今御指摘のような数字で残っておるんでございますが、実際、その年度内におきまして債権の請求をしていくというような事務手続で、回収に努力している次第でございます。
未返還者の管理の徹底につきましては、今後とも、事務執行の見直しの中で改善を図っていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
血税の出血が止まらないような状況になっていると思うんですけども、ともかく出血をすぐに止めないとえらいことだと思うんです。市長には、ヒアリング時はお尋ねするつもりではなかったんですけども、もし何か意見があれば言っていただければと思うのですが。
市長にということでございますが、事務的なことでございますので、私の方で大変恐縮ですが、未返済の場合において、保証人を何のために立てているかということもございます。
その辺の実情も私の方できちっと掌握をいたしまして、保証人に対して請求をしていくということで管理の徹底を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
すぐに休止していただいた方がいいと思うんですけども、今回は指摘だけして終わらせていただきます。
時間が過ぎてしまいまして申し訳ございませんでした。答弁、ありがとうございました。どうもありがとうございます。
次に、伏見 隆委員の質疑を許します。伏見委員。
皆さんこんにちは。お昼御飯の後、それから最後の質問ということで、うとうとされる方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんけれども、それとは関係なく、納税者の視点に立って厳しいチェックをしたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、水道局について、お尋ねしたいと思います。
アウトソーシングについては、一般会計のときにも同じような質問をさせていただいたんですけれども、水道局においては、平成15年度、新たにアウトソーシングを導入した事業について、事業の内容と、平成14年度の直営時と比較した経費削減効果額、それからアウトソーシング導入により業務の質に変化があったかどうか、この3点についてお尋ねします。
お答えいたします。
平成15年度、新たに委託化を実施したものとしましては、浄水施設運転管理業務及び水道メーター取り替え業務がございます。
このうち、浄水施設運転管理業務につきましては、休日及び夜間における中宮浄水場の運転管理業務及び市内各水道施設の維持管理業務を委託したもので、これによりまして1億1,287万2,000円の人件費を削減でき、平成15年度の委託料が5,010万円ですので、差し引き6,277万2,000円の効果がありました。
また、水道メーター取り替え業務は、計量法に基づき、検定満了を迎える水道メーターをおおむね7年ごとに交換しているものですが、この業務を民間業務に委託したもので、これによりまして3,762万4,000円の人件費を削減し、委託料が1,809万7,000円ですので、差し引き1,952万7,000円の効果がありました。
なお、これらの委託に伴いまして業務の質にどのような差があるかという御質問でございますが、業務委託時に取り組むべき業務の内容を細かく仕様書に明記するとともに、業者への指導を徹底して行うなどによりまして、職員が実施していた場合と極力差が生じないように努めてまいりましたので、現時点では特に問題なく推移しているものと考えております。
アウトソーシングを平成15年度から導入された事業については、浄水施設運転管理業務に1億3,000万円かかっていたのが大体5,000万円ぐらいにと、それから水道メーター取り替え業務については、約3,800万円かかっていたのが1,800万円にと、これを見ますと、経費が半分以下になっているので、すごい効果が出ているんだなというふうに思います。
アウトソーシングについてはどんどん進めていただきたいと思うんですけれども、今後のアウトソーシングの予定について、お尋ねします。
国における平成16年度の地方行財政重点施策の中で、地方公営企業について、「民間企業との適切な役割分担を踏まえた業務のあり方の見直しや民間的経営手法の積極的活用を図り、経営改革を促進」すると述べられています。
本市水道事業におきましても、このことを念頭に置きまして、民間事業者との役割分担を明確化することや、市民活動との協働体制を築くことを基本に、既存業務の積極的な見直しに取り組んでいるところでございますので、よろしくお願いいたします。
次に、平成15年度の職員1人当たりの人件費を、職種別に、高い順にお尋ねします。
水道局職員172名のうち、64名を占める技能労務職員が943万3,000円で、次に、一般行政職のうち、61名おります技術職員が915万5,000円、最後に事務職員が47名で890万3,000円、全職員平均いたしますと918万9,000円でございます。
人件費については、かなり高い水準がまだ続いているというふうに思うんですけれども、決算審査意見書の129ページを見てみますと、下の方に、収益に対する給与費というのがありまして、平成15年度では21.0%と、これ、例えば市民病院なんかでは医業収益に対して給与費が60.7%と、これとちょっと単純に比較できるかどうかなんですけど、給水収益と比較した給与費でいっても24.2%と、市民病院と比較すればかなり低いわけなんですけれども、職員の努力ということもあるとは思います。ただ、事業の性質によるものが非常に大きいんじゃないかなというふうに思っています。
先ほどのアウトソーシングの経費削減効果を考慮してみますと、現在でも、業務によっては民間の倍のコストをかけて行っているものがあるかもしれないということが言えるのではないかと思います。それで、私としては、このような現状の給与水準では、黒字が出ているからといっても、市民としては理解を得られないんじゃないかというふうに考えるわけなんですけれども、今後の給与の適正化について、局長はどのような見解をお持ちなのか、お尋ねします。
お答えいたします。
給与の官民格差の是正につきましては、人事院制度にのっとって、これまでも市全体として取り組んでまいりました。水道局の給与適正化につきましては、市全体として取り組んできた経過や、組織の活性化等を図るために人事交流を実施していることなどから、今後も、引き続き市全体の枠組みの中で適正化に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
水道局は公営企業としてできることがあるわけなんで、独自に給与制度改革に取り組んでいただいて、市長部局では全会計との整合性を考えて、抜本的に給与制度の見直しを行うべきだということを指摘させていただいて、水道局に対する質問を終わらせていただきます。
次に、市民病院について、お尋ねさせていただきます。
2つ質問させていただきますけれども、1つ目は給与の見直しについて、2つ目が病院の将来像ということで、まず、給与の見直しについて、お尋ねさせていただきます。
先ほどから各委員からも御指摘がありましたとおり、市民病院では、単年度赤字約7億円、累積欠損金が約27億円あるということで、危機的な状況が続いているわけなんですけれども、その中で、先ほど病院側からの答弁にもありましたけど、収入に見合った費用構造を目指していくというふうなことでした。そういうことから考えますと、やはり人件費の削減ということは非常に重要であると認識しております。
それで、決算審査意見書の150ページを見ますと、先ほども申し上げましたけれども、医業収益に対する職員給与費が、平成15年度は60.7%ということで、前年度から比較してもかなり悪化しているということが言えると思うんですけれども、この原因としては、医業収益が前年度比7%程度落ち込んでいるということもありますけれども、職員の給与費の削減が1%にとどまっているということで、まだまだ見直しが足りないというふうに認識しています。
具体的にどれぐらい給与費が削減できているのか知りたいところなんですけれども、病院には、医師、看護師、準看護師、医療技術員、事務員、労務員と、それぞれ職種があるわけなんですけれども、それぞれ年間1人当たりの人件費を、高い順に教えていただきたいと思います。
人件費について、お答えいたします。
1人当たり年間平均人件費で、法定福利費を含み、高い順に申し上げますと、医師は平均年齢42歳で1,535万7000円、医療技術員は45歳で961万1,000円、事務員は45歳で948万8,000円、労務員は47歳で876万5,000円、看護師は42歳で818万2,000円となっております。
なお、全職種の平均人件費は、平均年齢が43歳で938万5,000円でございます。
医師の給料はもともと高いだろうなという意識はあるんですけれども、平均の人件費を見ていると、ほかの職種に関してもかなり高いなという印象があります。
それで、医師の一番低い年収と、それから看護師など医療従業者で最も高い年収というのは幾らになるのか、教えてください。
今の件でございますが、医師の最低の給与支払い額につきましては1,003万9,000円です。
これに対しまして、その他の医療従事者で給与支払額の高い者は、看護師では994万6,000円、準看護師では974万1,000円、それから医療技術員では1,098万8,000円、給食調理員におきましては1,040万円となっております。
民間では職種によって給与が違ってくるというのは当たり前の発想だと思うんですけれども、今の答弁をお聞きしますと、医療技術員の年収1,098万8,000円、給食調理員1,040万円と。一番高い人なんですけれども、医師の一番低い人の給料を上回っているというような、これは給与体系に大きなひずみがあるんじゃないかなというふうに感じるんですけれども、これ、給与体系の見直しについてはどのような対応をとられているのか、ちょっとお答え願いたいと思うんですけれども。
給与体系につきましては、一定ひずみもあると認識しておりまして、本市の病院事業に従事する職員のうち、看護師や医療技術員に適用する給料表であります医療職給料表2表及び3表について見直しを進めるべく、ただいま労働組合に申し入れております。
ぜひともそのあたりの医療技術員、看護師の給料表の改定というのは進めていただきたいというふうに思うわけなんですけれども、一方、給料を今後減らされる可能性のある、今申し入れされているという看護師や医療技術員の方にとったら、事務員と労務員の給料はそのままで、何で私たちだけが給料を下げられるねんというような不満は当然出てくると思うんです。
これ、例えば病院に勤めている私の知り合いにちょっと聞いたんですけれども、病院の規模は市民病院よりは小さいので、単純に比較できないですけれども、事務員の給料を見たら、40%よりも下だというようなことを聞いて、しかも、事務員に関しては、病院経験が平均1.5年というふうにおうかがいしているんです。
それを聞いたらびっくりしましたですね。ほかの大きな病院はちょっと調べられていないんですけれども、これ、民間と比べたら全然水準が違うのかなというふうに思うんです。このあたり、事務員、労務員の給与に当たっても、この現状に対してどのような対応をとられるのか、事務局長からお答え願えますでしょうか。
ただいまの事務職員並びに労務職員の給与の見直しについてというお問いですけれども、御承知のとおり、こういった職種は、市長部局と人事交流を交えながらの職員配置を行っております。ですから、こういった事務職員、労務職員についての関係は、市職員全体にかかわる内容でありますので、市民病院だけで対応していくということについては大変困難であるというふうに認識をしております。
これに関しては、病院だけではどうしようもないということだと思います。本委員会の一般会計のときにも申し上げましたとおり、現行の給与制度の問題は、病院にもしわ寄せが来ているというふうに思います。現行の給与制度は、市民からも職員間でも理解が得られるものではないのではないかというふうに私は思います。仕事の内容とか頑張りに応じた給与制度が必要だと思いますので、病院サイドでは可能な給与制度改革を進めると同時に、本庁での早急な、抜本的な給与制度の改革を求めたいと思います。
次に、病院の将来像について、お尋ねします。
平成14年度末と平成15年度末を比較すると、職員数の変化はどのようになっていますか。それから、平成16年度以降、今後の取り組みについて、職種別に人数の変化を教えてください。
職員数の増減について、お答えいたします。
平成14年度末と平成15年度末を比較いたしますと、医師では2人減、看護師で6人減、医療技術員で1人減、事務員で2人減、技術員で7人減、合計18人減となりました。
また、現状の平成16年10月現在では、医師におきましては1名増加しておりますが、全体でさらに26人が減員となっております。
平成15年度で18人の減、平成16年で26人の減員ということで、人員削減については非常に厳しく行われているというふうに思います。
ただ、ちょっと私、給料が下げられる、人員が削減される、それで赤字は解消されない、このような状況の中、各職種でいろんな不満が出てきているんじゃないかというふうに想像するんです。例えばちょっと勝手に想像させていただきますと、医師は、設備は古いし、幾ら頑張っても、病院経験の浅い事務員が高い給料をもらっているんじゃ、一向に病院の赤字は解消されないと、やってられんなというような気持ちがあるんじゃないかと。
看護師とか医療技術員は、人は減らされて仕事は忙しくなるわ、給料は下げられるわ、役所から来ている職員はしんどいところを全部こっちに押し付けていると、それで高い給料をもらっている。これ、やってられんなあと。一方、事務員の方は、仕事は忙しくなるわ、一生懸命やってもだれからも評価されない。早く本庁に戻りたいなと。労務員も、人が減らされて忙しくなったけど、仕事は評価されないと。やってられんなと。
もしこんな不満が出てくるような状況であれば、これ、医療ミスとか、いろんな二次的な問題につながるんじゃないかというふうに心配するわけなんですけれども、一般的に、改革を行うときは構成員の痛みを伴うわけで、多くの不満が出てくると思うんですけれども、構成員の方にその苦しみを乗り越えてもらうためには、この苦しさを耐えたら将来どんな夢が待っているのかとか、何年頑張ったらこの状況から脱出できるのかとか、将来のビジョンがないと改革はなし得ないというふうに思うんですけれども、将来のビジョンというのをお持ちなのかどうか、事業管理者にお尋ねします。
お答え申し上げます。
伏見委員から今御指摘のあったこと、そのとおりだというふうに私も思っております。私も、4月に病院へ参りまして、一番に出てまいりましたのが、医師から給与につきましての不満がありました。これまで、給与に関しまして、病院としても全体の問題ということも含めまして、なかなか見直しが進まないと、こういう状況もございましたので、やはり私自身は、現在の病院のある姿、これをまず直視しなければならないと、このように思っております。
現在の患者さんの状況は、やはり入院、外来ともに減っておるという状況です。それは、先ほども病院長がお答えしましたように、患者さんの数は変わっていないけれども、在院日数が減ったということで、総入院患者数が減ると、こういう状況にあります。
一方、患者さん方が減って、医療行為も減っておりながら、職員の数は従来と余り変わらないと、こういう状況であれば、当然収支バランスを崩すということだというふうに思っておりますので、まず、来ていただく患者さん、また医療行為に応ずる職員の体制、それから、自治体病院といえども、入ってきます収入の主は診療収入になります。これは民間病院も同じ額になりますので、やはりそういった点を踏まえますと、現在の給与について課題があるというふうに認識しておりますので、総務課長からお答えしましたように、既に申し入れをさせていただいています。
こういった点を含めまして、緊急対応策をやり切るということ、それでいわゆる収入に見合った支出構造にしていくということ、その上に立ちまして、やはり病院の施設自身、かなり老朽化をいたしております。このため、耐震上の問題、また、来ていただきます患者様方の入院または外来におけます療養環境の問題、こういった点が課題としてあるというふうに認識しておりますので、これまで市の方で、市民も含めまして、市民病院の将来につきまして基本構想もまとめられておりますので、この基本構想に沿った形で、今後の病院の基本計画を策定していくということであろうというふうに思っております。
皆がしんどいとき、頑張って病院の将来を担っていくと、こういうことで一致団結できれば病院が盛り返せるんであろうというふうに私は思っておりますので、その形で進めてまいりたいと、このように思っているところでございます。
今のお答えで、この緊急対応策をいかに実行していくかということが課題であるように認識されるわけなんですけれども、現時点では、そういうビジョンというか、将来像というのは、はっきりしたものはないというふうに私には感じられました。
財政再建緊急対応策が実行された暁には病院がどのようになるのか、それから、これ、病院の建て替えになるのか、それか移転するのかとか、それとも対応策が予定どおりいかなければ廃止するのかとか、いろんな選択肢があると思うんですけれども、このような、ここまでいくと事業管理者の権限を超えているのではないかなと私は思いますので、最後に、市長に、どのような方向性を持っておられるのか、お尋ねしたいと思います。
市民病院の将来展望についてですけれども、関西医科大学附属枚方病院や厚生年金病院の動向など、地域の医療環境が大きく変わろうとしている中で、市民病院は地域の公的病院として担うべき役割を明確にした上で、市民と地域の要望にこたえる医療を提供していく必要があると考えています。
したがいまして、今後、こうした観点から、選択肢を絞り、諸課題を整理し、来年3月をめどに方向性を示してまいりますので、よろしくお願いします。
職員がやる気を出して頑張れるように、早急に病院の方向性を打ち出すことを要望しまして、これで私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
本委員会に付託されております、認定第1号、「平成15年度大阪府枚方市一般会計歳入歳出決算の認定について」、以下認定第10号までの10件について「ひらかた市民会議」を代表して討論を行います。平成15年度一般会計においては、実質収支約2億8700万円の黒字を計上したものの、市税収入の落ち込みはここ5年間で最大であること、7特別会計では合計約26億7800万円の赤字が計上されていることを考慮すると、財政状況はいまだ厳しい状況であり、今後も明るい見通しはありません。また、一般会計における60億円を超える臨時財政対策債の発行には、制度として認められるものの、赤字負担を次世代に先送りするものであり、疑問を呈しておきます。
このような財政状況の中、平成15年度には一般会計で4つの業務にアウトソーシングが導入され、事業の効率化が進んでいることは評価できますが、一方、アウトソーシングは退職予定者などのペースを超えて進めることができません。このことにより、アウトソーシングの導入が可能な業務であっても、すぐに導入することができず、さらにはその業務に携わる職員の給与を削減しないため、低いコストでできる仕事を高いコストで行っていることになります。
納税者の立場に立つことより役所内部の事情が優先されていると言わざるを得ません。
これは一般会計だけではなく、他会計にも言えることです。特に市民病院では、職種間の給与の不公平感が浮き彫りになっており、職員の士気の低下が心配されます。
企業会計においては、独自に給与制度改革に取り組むことが可能であり、その事を行わずして企業経営の改革はあり得ないと考えます。また、市長部局は全会計との整合性を考慮した抜本的な給与制度改革に、早急に取り組むべきであることを意見として申し上げておきます。次に、歳出に対しての市のチェックは甘く、納税者の視点が欠落している点が見られました。
例えば、社団法人大阪府市町村職員互助会への枚方市の負担金は15年度で約3億5千万円であり、職員1人当たりへの支出額は約 11万1千円となります。
これは、先日報じられたある新聞の、互助団体への自治体の負担額に関する調査によると、全国47都道府県と13政令指定都市の中で、職員1人当たりへの支出額が最も高かった大阪市の約8万4千円を大幅に上回るものです。
市の負担比率は、社団法人大阪府市町村職員互助会の評議員会の議決事項であり、枚方市が独自に決定できるものではありません。枚方市は3億5千万円もの税金を支出しているにもかかわらず、その使い道や負担率などを市議会が直接チェックできないのは問題です。
市の負担金すなわち、税金による負担をやめるべきであることを指摘しておきます。また、くらしの資金貸付事業では、不良債権の定義もなく、保証人への請求も行われていないなど、管理体制の甘さに驚かされました。「一時的に生活に困っている方に対して資金を貸し付けることにより、世帯の自立更生を図る」というこの事業の目的からすると、一時的困窮を脱した方は規則どおりに返済されるものと推測しますが、貸付累計約1億円のうちの大半が回収されていないということから、この資金貸付によって「自立更生が図られた」ケースがどれだけあったのか非常に疑問です。
貸付資金の原資は紛れもなく市民の税金であり、このような資金の貸付は即、休止すべきであることを意見として述べさせて頂きます。このように問題点がたくさんありますが、早期に改善し、平成17年度予算に反映されることを期待し、認定に賛成することを申し上げ、討論とさせて頂きます。